あなたの血管年齢は大丈夫? 血管を健康的に若返らせる方法を教えて!

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私たちの体には血管が張り巡らされており、その血管を生きていくために必要な血液などが日々流れていきます。

しかし、血管年齢といった言葉があるように、血管も不規則な生活を送っていると老化したり、動脈硬化を引き起こしてしまいます。

今回は医師の建部先生に血管年齢の定義、懸念される疾患、血管年齢を若返らせる方法を解説していただきました。 血管年齢の定義
血管年齢は、その文字が示す通り、血管の老化度合いの目安を表す指標です。

酸素多く含む血液が流れる動脈において、加齢とともに 動脈硬化が進み柔軟性を失っていくのを統計的に集積、数値化し、個人の測定したデータとの相対評価で何歳に相当するのかを割り出しています。

動脈硬化は血管が硬くなったり、血管の内壁が狭くなったりして血流が悪化してゆく疾患なので、血管年齢が高いと実年齢以上に動脈硬化が進んでいることを表します。 血管年齢が上がることによる疾患のリスク

アテローム血栓性脳梗塞

血管年齢と大きな関係があるのが、このアテローム血栓性脳梗塞です。

長い期間の生活習慣病の悪化や加齢などにより、動脈の血管内部においてコレステロールや中性脂肪、カルシウム、線維性結合組織、マクロファージなどの細胞の死骸から構成された蓄積物を「 アテローム」と呼びます。

最初は柔らかいですが、やがて硬くなり「 プラーク」と言われるものに変質してゆき、動脈硬化が進むため、血管年齢も上昇してしまいます。
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