あなたの血管年齢は大丈夫? 血管を健康的に若返らせる方法を教えて! (5/17ページ)

Doctors Me



自覚症状も狭心症と同じく胸痛や背部痛を生じますが、緊急処置を施さないと心停止し死亡する危険な疾患です。

大動脈瘤

人体の胴体部分で主に脊椎の隣を走る一番太い動脈を大動脈と言い、長年にわたる動脈硬化により動脈壁の弱い部分が血圧に耐えられず、こぶのようにふくらんだ状態を動脈瘤と呼びます。

動脈瘤は徐々に大きくなるにつれ動脈瘤の壁はどんどん薄くなり、ついには破裂して胸腔内大出血または腹腔内大出血を起こし、出血性ショック状態を起こして高確率で死亡します。

高血圧と喫煙が最も重要な危険因子とされますが、最近の研究によると遺伝的要因が重要であるとされています。

大動脈瘤ができてしまったら、破裂前に外科手術を行う以外に治療法はありません。

腎硬化症

高血圧が原因で腎臓の血管に動脈硬化を起こし、腎障害をもたらす疾患です。血管年齢も上昇します。

高血圧が長く続くため腎臓の糸球体へ血液を送る細動脈に圧力がかかる結果、血管内皮細胞もそれに反応して増殖し、最終的に腎臓の血管の内腔が狭くなります。

血液中の老廃物の選別、排除のため、多くの血流が必要な腎臓~末端組においてその循環が悪化すると徐々に腎臓は硬化ならびに機能低下を呈し、最終的に透析が必要となる 慢性腎不全となります。
「あなたの血管年齢は大丈夫? 血管を健康的に若返らせる方法を教えて!」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る