あなたの血管年齢は大丈夫? 血管を健康的に若返らせる方法を教えて! (7/17ページ)

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この過程で血管年齢は上昇してゆき、血糖値が高いことで直接生じる疾患のほか、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害、脂質異常症などに繋がってゆきます。

また、脂質異常症は遺伝的な要素で生じるもののほか、一般に多いのは食生活習慣の乱れにより、血中の脂質が上昇した状態です。

これにより悪玉コレステロールや中性脂肪の高値ならびに善玉コレステロールの低値をまねき、動脈硬化が進行します。その結果、血管年齢も上昇します。

ちなみに遺伝的な要因によって起こる「 家族性高コレステロール血症」と呼ばれているものは悪玉コレステロール値が著しく高く、動脈硬化が進行しやすいことが知られています。

多すぎる塩分

塩分の取り過ぎはご存知の方も多いとは思いますが、高血圧症を発症しやすくなります。 血圧が高い状態は、動脈に負担かけつつ無理やり血液を心臓から押し出している状態です。

動脈は高い血圧の影響で痛み、それを代償しようとその血管壁は分厚くなっていき、動脈の血管としての弾力性やしなやかさが失われることとなり、血管の血液が流れるスペース自体が少なくなってしまうことにもなります。

さらに、こうした動脈の血管抵抗が増すことによって血液が送りにくくなると心臓はますます強い力で血液を送り出そうとするので、それに動脈が抵抗する、といったことを繰り返してしまうのです。

運動不足

運動によるカロリー消費が少ない状態が続くと、相対的に食べすぎの状態となり先述と同じく血管年齢の上昇と動脈硬化を招きやすくなってしまいます。
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