天才テリー伊藤対談「石破茂」(4)対等な日米同盟は実現するんですか

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天才テリー伊藤対談「石破茂」(4)対等な日米同盟は実現するんですか

テリー アメリカのトランプ大統領に、どんな印象を持たれていますか?

石破 実際に会ったことはありませんが、アメリカの友人は「彼はサスペンスとディール(取り引き)の大統領だ」と言ってますね。「相手を緊張と不安に陥れて、不安定な心理状態の時に取り引きをするんだ」と。

テリー なるほど、実業家ならではの手腕ですね。

石破 だから、昨日と今日で言うことが変わるし、閣僚とも言うことが違うこともあるから、何が本当だかよくわからない。その一方で、記者会見は一切やらず、ツイッターからバンバン発信する。恐らく既存のアメリカの秩序を破壊することが、自分のミッションの一つだと思っているんでしょう。

テリー 僕、政治家には三つの要素が必要だと思ってるんです。「未来を見る力がある」「数字が読める」「品格がある」。トランプさん、一つも持ってないですよ。

石破 そう言い切っていいのかなァ。

テリー もし石破さんが総理大臣だったら、ああいうやっかいな男とどう接していくんですか?

石破 一般論で申し上げれば、アメリカと日本は対照的な同盟国ではありません。アメリカは日本を防衛する義務を負う。一方、日本はアメリカを防衛する義務は負わない。その代わりに日本国の領土を日本国防衛のためだけじゃなく、アメリカの国益のためにも提供します、と。そういう違う義務を負っている同盟関係なわけです。だからアメリカに何かワッと言われると「お武家様、お許しください」みたいな対応になりかねない。

テリー 何か、卑屈な感じでね。

石破 何だかんだ言って、日米同盟は今日に至るまで、世界の同盟の中で最もうまくやってきた同盟の一つだと思います。だけど、これから先もそうなのかというと、それはわからない。

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