派閥抗争勃発! 安倍首相の寝首を掻く「二階の乱」

| 週刊実話
派閥抗争勃発! 安倍首相の寝首を掻く「二階の乱」

 師走になり、永田町界隈では安倍首相の腹心で“政界の寝技師”と呼ばれる二階俊博幹事長が、来秋の自民党総裁選に向け不気味な動きを見せているともっぱら。二階氏が小泉進次郎筆頭副幹事長を担ぎ出すのでは、との憶測まで広がり、自民党内でも一気に緊張感が高まっている。
 「2015年、安倍首相の2選目にいち早く支持を打ち出し、無投票再選の流れを作ったのが二階氏だった。安倍首相も二階氏の調整力を頼りにし、昨年、幹事長に大抜擢。それを受け二階氏も、自民党総裁の任期延長に大車輪の動きで、3期9年を決めた。もちろん、それは安倍首相に東京五輪までもう1期、やらせるためのものだったのですが…」(二階氏周辺関係者)

 しかし、その二階氏に、10月の衆院選前後から微妙な変化が生まれつつあるという。
 「確かに当初、二階氏は来年秋の総裁選では“安倍首相しかいない”と判断していた。改憲論にも賛同を示し積極的だったのです。ところが、ここへきて安倍3選には消極的、改憲も11月19日のラジオ日本の番組で『急ぐ必要はない』として明らかにトーンダウンしている。あれでは何らかの思惑があると思われても仕方がない」(自民党関係者)

 別の自民党関係者によれば、そうした背景の一つに、次の総裁は安倍首相にはこだわらないとする心変わりが見られる。
 「つまり、一気に進次郎氏を担ぎ出すということ。今年8月、二階氏は進次郎氏をまるで自分の子分のように、自身が主導で筆頭副幹事長に大抜擢した。それどころか、幹事長会見時に隣に立たせフォローさせるという、前例のない役まで担わせている。進次郎氏の“後見人”であることの強烈なアピールですよ」(同)

 ただし当時は、安倍首相の3選後に進次郎氏を幹事長にして、ゆくゆくは総裁選に出馬させるという腹づもりの動きだったという。
 「それが急に前倒しに変わってきた理由は何か。二階氏ももうすぐ80歳で、政治家としてそろそろ総仕上げをする時期に来ている。進次郎氏の実力を間近に見るにあたり、それならば、自分の力があるうちに自らの手で総裁を作りたい、との野望が芽生え始めたというんです」(同)

 そうであれば、安倍首相を担いでも同じことに思える。

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