スマートフォンを使った決済サービス『PayPay』を巡って、大騒動が起きている。
『PayPay』とは、スマホに専用アプリをダウンロードすることで、キャッシュレスで支払いができるというサービスの1つ。事前にクレジットカード情報を登録しておくか、『PayPay』自体に銀行口座からチャージしておくことで、大手飲食チェーンや家電量販店、コンビニなど、多くの店舗で利用することができる。
「つまり、現金やクレジットカードを持っていなくても、スマホ1台あれば買い物や飲食ができるというイメージですね」(IT系ライター)
それなら財布がスマホに取って代わるだけのことにも思えるが、
「現金やカードで支払うよりも得な面があるのです」(同・ライター)
例えば12月4日から展開していた「100億円あげちゃうキャンペーン」では、『PayPay』で支払うと支払い額の20%が還元されるという“破格”もの。さらに、40回に1回(利用者のケースによっては20回に1回や10回に1回)の確率で、全額(10万円相当まで)が戻ってくるという、かなり太っ腹な内容だった。
「このキャンペーンを利用して高額商品を爆買いし、その商品を転売することで、還元分の“利益”をあげた人がいるようです。中には『数十万円もうけた』などと言っている人もいました」(同・ライター)
そういった“もうけ自慢”がSNSなどで拡散した結果『PayPay』登録者が急増。特に家電量販店には人々が殺到し、まるで“お祭り騒ぎ”の様相となった。
あまりの盛況ぶりに、当初来年3月末までを予定していたキャンペーンは、「還元額が100億円相当に達した」ため、わずか10日ほどで早々に終了。事実上の最終日となった12月13日は回線が不通となる事態も発生し、一部の家電量販店では“間に合わなかった”人たちの怒号が響くなどの混乱が起きた。
しかも、騒動はこれだけで終わらない。キャンペーン終了後から「身に覚えのないクレジットカード利用があった」との報告がSNSで相次いでいる。
「まず考えられるのは『PayPay』登録時のカード情報が流出した可能性ですが、PayPay社は『その事実はない』としています。『PayPay』を利用していないのに被害に遭ったという報告もあるようなので、別の手段で入手したカード情報を、第三者が『PayPay』に登録して利用した可能性もありますね」(同)
その上、怪情報まで飛び交っているという。
「PayPay社とソフトバンクにつながりがあるため、先日のソフトバンク回線の一斉不通騒動も、このせいではないかとの憶測が広がっています」(同)
タダより高いものはないというが、事態はいっそう深刻だ。
「数十万円もうかった!」スマホ決済『PayPay』大騒動の怪しい顛末
2018.12.17 18:20
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