ネットメディアが“フェイクニュース”を流したとして大炎上している。そのメディアは『アノニマスポスト』『netgeek』の2つ。問題となったのは3月21日に告示された大阪府知事選挙で、大阪維新の会の吉村洋文前大阪市長の対立候補となる小西禎一元府副知事に対する投稿だ。
両メディアの記事によると、知事選挙に立候補中の吉村氏と小西氏がテレビに出演中に小西氏がふてくされてしまったというもの。小西氏が「都構想は初期コストで1500億円かかるんですけどね!」と話すと、吉村氏が「それは間違いです。初期コストは500億円。よく言われる1500億円というのは15年間のランニングコスト」と反論すると、生放送中にもかかわらず小西氏がふてくされて完全に背中を向け、ついには頬づえをついてしまったという。
これに対し両メディアとも「デマを指摘された小西氏がふてくされる」「ウソがばれて背中向けるって、子供か!」と報じた。この件は吉村氏が所属する大阪維新の会の松井一郎代表もリツイートとして拡散していった。松井一郎氏は大阪市長に立候補している。
これが事実ならば、小西氏は大人げない人物ということになる。しかし、番組を見ると小西氏はキャスターの方を向いており、吉村氏の指摘にふてくされて背中を向けたわけではないようだ。
さらに吉村氏がデマと指摘した部分は、4つの特別行政区を作る際に庁舎の新設などで1500億円かかると語った際に「初期投資」と言ったことに対する反論で、小西氏が初期投資の1500億円がランニングコストも含んでいるという点を小西候補が言わなかった点を指している。だが、キャスターの横のボードにその点が詳述されており、小西候補もその吉村候補の主張には反論はしていない。つまり、小西氏が1500億円を初期コストと言った点はデマだとは断言できない。
この事が明らかになると、両メディアのSNSアカウントに問い合わせが相次ぎ、炎上状態となった。松井氏も該当ツイートを削除し、デマを拡散したことを認めているという。
しかし、アノニマスポストは問い合わせに答えることなく当該ツイートを削除。ニュース記事は3月25日時点で残したままだ。netgeekは3月24日に「おそらく小西禎一氏はフリップを見ていたと思われる。しかしそれにしても相手に背を向けて机に肘をつくのはマナーが悪い。テレビに出演しておきながら自分がどう見られるか考えていなかったのだろうか」と追記し、謝罪などはしていない。
“デマの拡散”とされた今回の件。果たして選挙の結果にどう影響するのだろうか。
大阪府知事選で悪質なデマ!? 2つのネットメディアが大炎上
2019.03.26 22:15
|
週刊実話
ピックアップ PR
ランキング
総合
社会
1
医療現場の「見えない負担」を減らすには──人手不足の地域医療でAIが果たす役割
TREND NEWS CASTER
2
若者の「梅離れ」に挑む異業種出身社長の逆転発想――規格外梅は資源になるか?産地が直面する「価値再編」
TREND NEWS CASTER
3
工場の外へ広がる「自動化フロンティア」――滋賀の中堅FA企業が挑む”another FA”は普及するか
TREND NEWS CASTER
4
なぜ鼠径ヘルニア手術は「入院」が主流なのか――日帰り年500件超のクリニックの試み
TREND NEWS CASTER
5
地方医療は「治す」だけで維持できるのか、「点」から「面」への分かれ道
TREND NEWS CASTER
6
鎌倉大仏の背中に空いてる〝穴〟の正体 「背部スラスター」との珍説に3.5万人破顔も...真相は?高徳院に聞く
Jタウンネット
7
〝ちいさな夏〟が閉じ込められた風鈴が、ずらり 京都・正寿院の「風鈴まつり」の清涼感がたまらない【6/1~9/30】
Jタウンネット
8
老舗そば店は地域に何を”残す”のか――茨城・常総、66年続く食堂が抱える宿題
TREND NEWS CASTER
9
ハードからソフトへ移行する運送業界 老舗70年企業が進める事業再定義と同族外からの代表交代
TREND NEWS CASTER
10
大好物を見たワンコさん、キラキラお目めで〝喜びの舞〟 可愛すぎる反応に5.4万人もん絶
Jタウンネット