日本でも専門のクリニックで簡単に手に入り、近年は安価なジェネリック薬も登場しているバイアグラをはじめとする男性用ED治療薬。それに対して、女性用バイアグラと呼ばれるフリバンセリンがFDA(米国食品医薬品局)に認可され、販売が開始されたのは’15年。ただし、日本ではいまだ認可に至っていない。
だが、服用を望む日本人女性も多く、ネット上では同商品を個人輸入代行している業者も複数見かける。
こうした状況について、ネットでの転売ビジネス経験がある大手紙社会部記者のH氏は、「フリバンセリンは日本で転売するだけで5割前後の利益を確保できる。つまり、それだけ儲けやすい商品」と説明する。
ちなみに米国では、クリニックだと1錠26ドル(約2880円)、製薬会社のキャンペーン料金でも20ドル(約2220円)程度。’98年の発売当初、15ドルだったバイアグラよりも高額だ。
「でも、米国から本物のフリバンセリンを仕入れ、日本で2倍で転売する業者はまだ良心的。中には効果の期待できない偽薬を売っているケースもある」(H氏)
男性用ED薬では以前から問題視されており、ネット販売される製品のおよそ4割が偽物との報告もある。
「フリバンセリンも同じだと思ったほうがいいでしょう。しかも、バイアグラほど認知されておらず、こちらのほうが本物との区別がつきにくい。見た目の形状が違っていても気付かず購入してしまう可能性がある。プラシーボ効果(偽薬効果)でプラスに作用する可能性もあるかもしれないが、人体にどんな悪影響を与えるか分からないし、最悪、命に関わる危険も…。いずれにしろ、女性の性の悩みに付け入る卑怯なやり口だ」(同)
日本未確認薬の転売で荒稼ぎ 金になる「女性版バイアグラ」
2019.05.27 18:00
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