今の仕事に就いて数年が経ち、たいていの業務はひとりでこなせるようになった。
新人や後輩の面倒を見るようなったり、時には責任が伴う重要な案件を任されたりすることもあったり、まさに脂の乗った状態でがんばって毎日を過ごしていた。
なのに、なぜかある日突然モチベーションがダウンして、何もかもやる気が起きなくなってしまって……。
そんな経験がある人は少なからずいると思います。
会社に行くのもおっくうで、家のことも何もする気になれず、誰にも会いたくないとすら思ってしまう無気力状態。
実は、一生懸命がんばっている人ほど、こういう状態に陥る危険性が高いのです。
いったいどうしてこういうことが起こるのでしょうか?
もしそうなってしまったら、どうすれば回復できるのでしょうか?
今回は、心理カウンセラー・笹氣健治が、急に無気力になって誰にも会いたくないと思ってしまったときの対処法をご紹介します。
■人に会いたくないと思う私って変?
いろいろな仕事を任されるようになると、やりがいが増す半面、ストレスを感じる機会も多くなっていきます。
すると、ネガティブな感情を頻繁に生じるようになり、心身が疲弊して精神的ダメージが蓄積していきます。
そんな中でも無理してがんばり続けていると、誰にも会いたくなくなるほどの無気力状態に陥ってしまうことはあり得ることなので、あなたが変なのではありません。
生きていればいろんな出来事があります。
仕事もプライベートもうまくいって気力が充実しているときもあれば、思い通りにうまくいかないことが続いてふさぎ込むときもあるでしょう。
普通は、モチベーションがダウンしたとしても、時間が経てば自然にまた元のやる気のある状態に戻ります。
私たち人間に備わっている自然治癒力のおかげです。
ところがまれに、なかなか元に戻らないときがあります。
自然治癒力でも回復に時間がかかるほど精神的に大きなダメージを抱えているときです。