ハプスブルク家の呪い。17世紀の王家に見られる独特な顎は近親交配の影響が大きいと科学者(スペイン研究)

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ハプスブルク家の呪い。17世紀の王家に見られる独特な顎は近親交配の影響が大きいと科学者(スペイン研究)

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 16世紀から18世紀の始めまでヨーロッパ(主にスペイン)を統治していたハプスブルク家の王や王妃には、特徴的な顔の変形がある者が多かった。のちに「ハプスブルクの顎(あご)」と呼ばれるようになる長くしゃくれた顎だ。

 最新の研究によって、この特徴は長きに渡る近親交配の影響が大きいらしいということがわかった。
・近親交配が繰り返されたハプスブルク家

 スペイン、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大学の発生学教授のローマン・ヴィジャスは言う。

 「ハプスブルク王朝は、ヨーロッパでもっとも影響力のあった家系のひとつでした。でも、この家系は近親結婚で有名で、その結果、凋落することになったのです」

 1700年、ハプスブルク家最後のスペイン国王、カルロス2世の死により、その栄華は終わりをつげた。近親交配のせいか病弱な王が多く、カルロス2世には跡継ぎがなかったのだ。
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