痛々しいけど愛おしい♡室町時代の中二病文学「閑吟集」より特選14首を紹介【下】

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室町時代の中二病文学『閑吟集(かんぎんしゅう)』は、幕府体制の破綻による社会秩序の崩壊を前にした庶民たちが、混乱する社会の中で生き抜こうとするしたたかな感情を、活き活きと詠んだ和歌300余首が収録されています。

その技法は拙く、斜に構えたような「中二病」感が気になる方も多いと思いますが、その奥にある豊かな心の動きにも注目して頂けると嬉しいです。

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