「幸福な家庭は似たり寄ったりだが、不幸な家庭はそれぞれに不幸で趣深い」
これは小説家トルストイの『アンナカレーニナ』の書き出しで御座います。
人類の長い歴史の中でも10本の指に入るであろう大文豪であるトルストイの言葉なだけあり、まさにこの言葉は不幸な人と幸福な人の差を如実に表しているでしょう。
良くも悪くも人間は皆似たり寄ったりな存在で御座います。
もちろん細かい部分を見れば人間は十人十色ではあるのですが、根本的な部分ではほとんどの人間が同じような価値観を持ち、同じような感覚を持っていると言えるでしょう。
ですので人間が「楽しい」と感じることは大体みんな同じなので御座います。そして「人間が楽しいと感じる行為」をしている人こそが、幸せな方なのです。
そこで今回は、人生を楽しくするための10個のポイントをご紹介いたしましょう。
重要な順に紹介しますので、序盤のものほど重要であるとお考えいただければ幸いです。
■(1)「0・100思考」をやめる
「0・100思考」というのは、全てのことを0か100かで考えてしまう思考法のことで御座います。
この思考方法をする方はほぼ間違いなく「100でなければ0」という思考法をしてしまうので注意が必要でしょう。
例えば皆さまが旅行をしたとします。
非常に楽しくてとても良い思い出になるはずでした。しかし最後の最後で大雨に降られたことで、せっかくの旅行で1つだけ嫌な思い出ができてしまいました。
この時に「最後は少し残念だったけど楽しかったね」と考えることができるか、それとも「大雨が降ったから最悪だった」と考えるかが、人生を楽しめるかどうかの重要な分岐点になるのです。
0・100思考の方は「100点でなければ0点」という考え方なので、最後に1つ嫌なことがあっただけで、その全てを「嫌な思い出」と捉えてしまうのです。