前回のあらすじ
時は平安末期の治承四1180年、源氏討伐の動きを察知した源頼朝(みなもとの よりとも)は、生き残りを賭けて挙兵。そこに舅の北条時政(ほうじょう ときまさ)をはじめ、御家人たちも加勢します。
北条義時(よしとき)と兄・北条宗時(むねとき)は父に従って出陣。平治の乱(平治元1160年)以来、20年間におよぶ雌伏を経て、いよいよ源氏再興の戦いが始まろうとしていました。
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源頼朝の遺志を受け継ぎ武士の世を実現「鎌倉殿の13人」北条義時の生涯を追う【三】 いざ受け候え!…射放たれた平家討伐「最初の一矢」さて、山木判官兼隆(やまき ほうがんかねたか)の夜襲に当たって、ちょっと問題が生じました。
「今日は三島大社のお祭りがあって、表通り(牛鍬大路)を進軍すると人目につきやすくなります。