千葉県茂原市が用意したふるさと納税の返礼品が注目を集めている。
それは、「HDD破壊機」だ。109万5000円以上の寄付をすると、ハードディスクドライブを破壊する専用の装置がもらえるというのだ。
この返礼品は、あるツイッターユーザーが紹介したことで話題に。その投稿には、
「どういう需要を想定w」
「ん?意味不明っぽいがw アリなのか?」
といった反応が寄せられている。
たしかに、HDDを取り扱う業者やお店の人ならともかく、あまり一般向けの代物とは言えないような気がする。
なぜ、これを返礼品に? Jタウンネット編集部は、茂原市に話を聞いてみた。
なぜHDD破壊機を......?(画像はふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」より)
地元企業が作っていた
2020年11月9日に取材に応じてくれたのは、茂原市企画財政部の担当者だ。
同市のふるさと納税の返礼品となっているのは、HDD破壊機「日東造機ハードディスク破壊機HDB-30V」。茂原市に本社・工場を置く日東造機の製品だ。
「ふるさと納税の返礼品にすることで、製品だけでなく、生産されている地元企業や事業内容を広く知ってもらうきっかけになればと考えております」
また、日東造機は19年度の大雨による水害で被害を受けた企業の1つ。担当者によれば、そんな同社を少しでも応援できればという思いから、HDD破壊機を返礼品にチョイスしたとのことだ。
茂原市の返礼品でもらえるHDD破壊機は、HDDをV字型に折り曲げた後にさらにM字型に圧迫して破壊するもので、専用のアダプタを利用すればCD・DVDなどの各種可搬記録メディアの物理破壊もできる。