人類最古、7万8000年前の墓がケニアで発見される。中には3歳の子供の遺骨

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人類最古、7万8000年前の墓がケニアで発見される。中には3歳の子供の遺骨

credit:Mtoto: The Sleeping Child

 アフリカは、わたしたちホモサピエンスが生まれた場所であり、人類発祥の地とよく言われる。ここには、顔料を使ったり、貝殻に穴をあけて装飾品を作ったりといった初期の象徴的な行為が発展した証拠がある。

 だが、埋葬や死者を悼むような複雑な社会的行為の発達は、これまでユーラシアからもたらされたものと考えられていた。

 しかし、ケニアのパンガヤサイディという洞窟で、およそ7万8000年前の子どもの遺体が埋葬されているのが見つかった。これこそが人類史上最古の墓である可能性が高いという。


・国際研究グループによるパンガヤサイディ洞窟の発掘調査

 ケニア、ドイツ、スペイン、フランス、オーストラリア、カナダ、南アフリカ、英国、アメリカの考古学者による国際研究グループが『Nature』誌に発表した研究結果からは、中石器時代の人々が死者とどのように向き合っていたのかなど、人類の文化の発展を知る上で貴重な事実が明らかになった。

 パンガヤサイディ洞窟は、ケニアの海岸からおよそ15キロほどのところにある。2010年、研究チームが最初にここを訪ねたのは、東アフリカのインド洋貿易の起源を探る考古学プロジェクトの一環としてだった。

 ケニアの国立博物館の職員たちと研究グループが一緒に洞窟に入ったとき、ここが特別な場所であることがわかった。石灰岩の壁が20~30メートルもの高さにそびえたち、森の植物が繁殖し、人間や動物がシェルターにするのにちょうどいい涼しい微気候になっていた。
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