おったまげ!日本の近代化に挑戦した幕末の天才奇人・佐久間象山かく語りき

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おったまげ!日本の近代化に挑戦した幕末の天才奇人・佐久間象山かく語りき

古くから「失敗は成功のもと」とは言いますが、カッコ悪いのでなるべくなら失敗はしたくないし、恥ずかしく思ってしまうのが、我ら凡人の性(さが)というもの。

しかしみんなが失敗を恐れていては社会は進歩せず、やはり誰かが先駆けとなって挑戦し続けねばならないのです。

幕末の天才?奇人?佐久間象山。Wikipediaより。

そこで今回は幕末、不屈の闘志をもって日本の近代化に挑戦した天才・佐久間象山(さくま しょうざん)のエピソードを紹介したいと思います。

日本で初めての西洋式大砲を造ろう!

時は江戸時代末期の嘉永4年(1851年)、日本で初めて(※)となる西洋式(鋳鉄製)の大砲づくりに挑戦した佐久間象山。
(※)青銅製の大砲は、既に高島秋帆(たかしま しゅうはん)が製造に成功しています。

彼は蝦夷地(現:北海道)の松前藩から「近年、頻繁にやってくる外国船を打払えるよう、高性能な大砲を造って欲しい」と依頼されていました。

それまでも大砲がないわけではありませんが、日本の大砲は骨董ひ……もとい古式ゆかしき青銅製。

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