世界で最初の推理小説を書いたといわれているアメリカの小説家で詩人のエドガー・アラン・ポー(1809年 - 1849年)の生涯は40歳で幕を閉じたが、実際にはそうじゃないのかもしれない。
エドガー・アラン・ポーは、時空を旅するタイムトラベラーだったのでは?という噂が今でもまことしやかにささやかれているのだ。そう考えるに足りる3つの根拠があるのだという。
■ 謎に包まれているエドガー・アラン・ポー
幼い頃は孤児だったが、推理小説の父となり、暗号学の達人となり、暗黒小説のマエストロとなったエドガー・アラン・ポーの人生には、それ以外にも知られざる一面があった。
彼の死に至る日々の詳細は、今も謎のままだ。投票所近くの路上で、他人の服を着て行き倒れているところを発見され、病院にかつぎこまれて入院している間に、「レイノルズ」という謎の人物について、わけのわからないことを口走っていたという。
さらに、ポーの死後70年間にもわたって、彼の誕生日の早朝に、コニャックのグラスと3本のバラを持った名も知れぬ人物が必ず墓前に現われたという報告にも、困惑するばかりだが、それについては詳しくは述べない。
確かに悲劇的で、好奇心をそそられるポーの人生だが、だからといって、この有名な怪奇小説作家が時空の境界を超えることができるという証拠にはならない。
■ タイムトラベラーの証拠は作品の中に
ポーがタイムトラベラーだったのではないかという根拠は、彼の作品の中に見られる。