「我ら生まれた日は違えども、死ぬ時は必ず同じ日に……」
中国四大伝奇『三国志演義』でお馴染み、劉備三兄弟が桃園の誓いを立てる名ゼリフ。男と男が熱い絆を交わし合う義兄弟の関係は、今も昔もオトコ心を揺さぶってやみません(……よね?)。
義兄弟の契りを交わした劉備たちに、ワクワクしたのは少年時代の筆者だけではないはず。Wikipediaより
そんな絆を求める男たちは日本にもいたようで、生まれも育ちも違うけれど、苦楽を共に乗り越えようと堅い絆を結んだのでした。
今回は戦国時代、互いに武勇を励んで立身出世を誓い合ったという「天下七兄弟」を紹介したいと思います。
天下という割には……?天下七兄弟……随分と大きく出たものですが、そのメンバーは以下の通り(五十音順)。
或説に丹羽山城、谷出羽、笹野才蔵、稲葉内匠、中黒道随、渡辺勘兵衛、辻小作、兄弟の約束して武勇を励み、天下七兄弟と云ひしといふ。
※湯浅常山『常山紀談』より「辻小作中黒道随が事」
一、稲葉内匠(いなば たくみ。稲葉正成)
一、笹野才蔵(ささの さいぞう。可児吉長)
一、谷出羽(たに でわ。