電車の中に忘れ物をしちゃった──これに気付くと、かなり焦る。
なんせ電車は動いている。駅員さんに伝えてもすぐに手元に帰ってくるかはわからないし、最悪の場合はそのまま行方知れずになってしまうかもしれない。
Jタウンネット読者のTさんの子供も、電車の中に忘れ物をしてしまったことがある。
23年前、Tさんが4人の子供と一緒に海で遊んだ、その帰り道。
遊び疲れた子供たちは、電車の中で爆睡。そして、乗り換えのために起こして降りたところで、子供の1人が「電車の中に忘れ物をした」と泣き出してしまったのだ。
そんな様子を見ていた駅員が、Tさんたちに声をかけてきた。
走り出してしまった電車に忘れ物を......23年前、子供たちを連れて実家に帰省した夏のことです。大好きな海に行きたくて、私は4人の子供と一緒に電車を乗り継ぎ、三浦半島と城ヶ島へ。
思いっきり水遊びや貝拾いをして満足した子供たちは、案の定帰りの電車でぐっすり。途中、京浜急行から根岸線に乗り換える時は、娘2人を揺り起こし、下の2人を私がおんぶと抱っこして、荷物を確認する余裕もありました。
しかし、その後東神奈川駅で横浜線に乗り換える時は、人が多くてそれどころではありません。はぐれないか心配しながら降車しました。
その後、乗っていた電車は折り返して磯子に向かい、私たちは横浜線へ。
すると、その時です。娘の1人が、海で拾った貝の入ったバケツを電車の中に忘れてしまった、と泣き始めてしまいました。
取りに戻ろうにも、すでに電車は走り出してしまった後。どうしようかと思っていると、娘の様子を見ていた駅員さんが、声をかけて来たのです。