都育ちはダテじゃない!『新古今和歌集』に載った源頼朝の和歌を紹介【鎌倉殿の13人】

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都育ちはダテじゃない!『新古今和歌集』に載った源頼朝の和歌を紹介【鎌倉殿の13人】

鎌倉殿として坂東武者たちをまとめ上げた源頼朝。源氏の棟梁として文武両道を兼ね備えていたことはもちろん、和歌にも造詣がありました。

平治の乱に敗れ、伊豆へ流される14歳まで京都で育っている頼朝。幼少期に培った典雅の素養は、20年にわたる坂東暮らしでも失われなかったようです。

常在戦場と合わせて、いかなる場所でも風雅の心を忘れなかった頼朝公(イメージ)

その才能は勅撰歌集『新古今和歌集』に2首の和歌が採用されているほど。と聞いて「たったの2首か」と思うかも知れませんが、勅撰歌集への掲載を現代の感覚に喩えるなら、皇居の歌会始で自分の歌が披露されるようなもの。たとえ1首であっても、生涯の思い出となるでしょう。

いずれにせよ、和歌を嗜む者にとっては大変な名誉。そこで今回は頼朝が詠んだ2首を紹介。いったいどんな歌なのでしょうか。

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