いつだったか、聖徳太子の肖像を見た方からこんな質問をいただきました。
「この手に持っている板は何のためなの?」
「それは笏(しゃく)と言って、持つことで気を引き締めたり、裏側にカンニングペーパーを貼りつけたりするものです」
話は「へぇ」で終わったのですが、せっかくなので今回は笏にまつわる雑学を紹介。もしかしたら、話しのタネくらいにはなるかも知れません。
笏の語源やサイズ・形状笏の起源は中国とされており、大宝律令(大宝元・701年)にその取り扱いが規定されていることから見て、飛鳥時代以前には日本へ入ってきていました。
笏という字はもともと「コツ」と読みますが、骨≒死に通じて縁起が悪いと嫌われ、いつしか「しゃく」と読むようになったとか。