新型コロナワクチンの接種率が鈍化し、 2月に入り“抗体保有率が低下傾向”であることが独自調査により判明! オミクロン対応ワクチン接種後の抗体保有率の傾向を調査

| バリュープレス
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現時点では、政府方針により、オミクロン株対応ワクチンが(過去の接種歴に関係なく)1人1回と決められています。また、今後、年1回の追加接種で、政府内の調整が進むと予想されております。ただし、新型コロナウイルスはインフルエンザのような季節性は見られず、また、ワクチンによる免疫力は時間の経過とともに低下することに注意が必要です。どのタイミングで貴重な年1回の追加接種を受けるのか我々自身が判断しなくてはいけません。
或いは、ワクチン接種後に副反応などの体調不良を起こす方は、ギリギリまでワクチンを追加接種したくないでしょう。では、いつワクチンを接種するのが効率的なのでしょうか。その判断には、時間の経過とともに低下する抗体量を観察し、減少していることを確認してから、医師と相談するのもよい方法です。特に、年齢の高い方は、中和抗体を保有する期間が短い傾向にあることが知られています。

最近の新型コロナウイルス感染症は、重症化しにくくなってきましたが、重篤な合併症や死亡、長期的な後遺症を及ぼす危険性は年齢に関係なくまだ残っています。自分の感染リスクに応じた適切な予防策をとることが大切です。本調査が、ワクチン接種のタイミングを検討する際の参考となれば幸いです。

【調査結果】
オミクロン株対応ワクチンの一般接種が2022年9月より始まり、9月にオミクロン株(BA.1)対応ワクチンが、10月にオミクロン株(BA.5)対応ワクチンが接種可能となりました。
当初、オミクロン株に対する抗体量(中央値)は、とても少ない状態でした。しかし、年明けから先週までの間には、参考値[※2]を超えて大きく上昇しました。現在流行の大半をしめているBA.5に対する抗体も一定量検出されており、これは、10月に開始されたオミクロン株(BA.5)対応ワクチン接種の影響と考えられます。

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