シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Mさん(千葉県・30代女性)
その日、中学生だったMさんは学校に行かず、公園で寝転がっていた。
すると、そんな彼女に見知らぬおじさんが声をかけてきて......。
<Mさんの体験談>
中学2年生の真夏のことです。いじめにより不登校になりかけていた私は、朝、家を出ても学校へは行かずに近所の公園で時間を過ごすことがありました。
その公園は卒業した小学校の裏手にあり、元担任の先生がたまに私を見つけて「学校行かないなら、早く帰りなー!」と声をかけてくれるのが嬉しかったのです。
「そんな学校、行かなくていい」しかし、その日は先生に見つけてもらうこともなく、炎天下の中、木陰で横になっていました。
すると、公園に除草業者のトラックが入ってきて、業者のおじさんが私を見つけて走ってきて言ったのです。
「お姉ちゃん、どうした? 制服着て学校も行かんで、具合でも悪いか?」
私は咄嗟に、「いじめられてるんです」と口にしました。
見知らぬ人に心配してもらい、心の緊張がフッと切れたのです。
するとおじさんは、トラックに戻り大きな水筒を持ってきて、私に麦茶を飲ませてくれました。そのうえ除草の仕事の最中なのに、学校での出来事を30分近くも聞いてくれました。
「そんな学校、行かなくていい。