不安を作り出す「不安遺伝子」を抑制する物質を特定。新たな治療法の道が開かれる
2023.05.13 20:00
|
カラパイア
[画像を見る]
誰にでも不安はある。だがその不安や心配が過度になりすぎて日常生活に影響が出ていたら、それは「不安障害」かもしれない。
不安障害には様々な種類があるが、どれも共通して言えることは、精神的な不安から、心と体に様々な不快な変化が生じることだ。世界で最も一般的な精神疾患の一種とされているが、近い将来新たな治療法の道が開かれるかもしれない。
『Nature Communications』(2023年4月25日付)に掲載された研究によると、科学者たちはマウスの脳内に存在する「不安遺伝子」にブレーキをかける物質(マイクロRNA)を特定することに成功したという。
将来的には、不安障害に効果的な治療法が見つかるかもしれないと期待されている。
・不安を感じる脳の中では何が起きているのか?
誰だって時には不安に苛まれることがある。だが、日常生活に支障をきたすほど不安が大きくなり、なかなか消えないようなら「不安障害」なのかもしれない。
不安障害は割と一般的な病気で、パニック障害、全般性不安障害、社会不安障害、強迫性障害など様々な種類がある。
2002~2006年度に厚労省の疫学調査によると、不安障害の生涯有病率は9.2%と報告もされている。
ピックアップ PR
ランキング
総合
社会
1
「西洋医学×漢方×手相」という異色アプローチ 標準治療では救いきれない患者と”科学的根拠”の境界線
TREND NEWS CASTER
2
「個人が変わっても組織が変わらない」のはなぜか? エグゼクティブ・コーチングの盲点を突く「社長+幹部一体型」の勝算
TREND NEWS CASTER
3
なぜビル清掃予算は「30〜55%」も消えるのか?多重下請け構造の限界 ――多重構造の無駄を省いた「科学的清掃」の勝算
TREND NEWS CASTER
4
「受診者が最大3倍に」150円の自己負担でも断る人が皆無だった理由 ――がん検診の「心理的ハードル」を下げる環境整備
TREND NEWS CASTER
5
なぜ都市部で「園庭を知らない子ども」が増えているのか? 私立保育所の7割が園庭なしの危機と、幼児教育が向き合う「体験格差」
TREND NEWS CASTER
6
なぜ「AI PC」はビジネス価値に転換しきれていないのか? ――クラウドの課題を克服し、ローカル処理が迫る「業務基盤の再設計」
TREND NEWS CASTER
7
AIとロボティクスの融合がもたらす創薬プロセスの「最前線」 新薬開発における自動化と人間の役割
TREND NEWS CASTER
8
ブームに沸く「一棟貸し」で、いま勝ち残るビジネスモデル ――1000坪の古民家再生にみる、地方宿泊のニーズ変化と運営のリアル
TREND NEWS CASTER
9
なぜ夏は朝から疲れているのか? 猛暑・熱帯夜に負けないための睡眠対策とケアの視点
TREND NEWS CASTER
10
住宅リフォーム「価格だけで選べない」時代の到来――進む“シンナー不足”と業界の新たな課題
TREND NEWS CASTER