工場見学というと子ども向けに感じる人もいるかもしれませんが、実は大人だけしか楽しめない工場見学も各地にたくさん存在します。工場見学は楽しいだけではなく興味ある分野の知識が深まり、さらに外より涼しい……と、良いこと尽くめ。なかでも、お酒の工場見学はその代表! 普段飲んでいる銘柄なら、より好奇心が湧くこと間違いなしです。
今回は、御殿場にあるウイスキー工場「キリンディスティラリー 富士御殿場蒸溜所」での工場見学を体験! 今回は特別に普段見学できない場所も見せていただき、大人だからこそ楽しめるお酒の工場見学で、知識欲を満たしてきました。
■御殿場を拠点に、ウイスキーづくりを50年継続
キリンディスティラリー株式会社は、静岡県御殿場市にウイスキー工場「キリンディスティラリー 富士御殿場蒸溜所」を構え、50年間ウイスキーを造り続けています。
ウイスキーを造るのに最高の環境と水を追い求め、行きついた先にあったのが御殿場市・柴怒田の地。熟成過程には適度な湿気と冷涼な気候が欠かせないウイスキーづくりにとって、この地は年平均気温13℃、1年を通じて幾度となく発生する霧と、ぴったりな条件がそろっているのです。
富士御殿場蒸溜所は、モルトウイスキーとグレーンウイスキーの両方を製造するだけでなく、仕込みからボトリングまで一貫して行っている世界でも稀な蒸溜所。2023年で創業50周年になる富士御殿場蒸溜所を記念し、JR御殿場駅・箱根乙女口のロータリーには、ウイスキー製造に使用してきた大型ポットスチル(蒸留器)が新たなシンボルとして設置され、市をあげてウイスキー産業の魅力を伝えています。
■まずはシアター鑑賞。大迫力のプロジェクションマッピングに圧巻!
蒸溜所に入って、初めに案内されたのはシアタールーム。ここでは、全長約12メートルの大迫力シアターによるプロジェクションマッピングで、富士御殿場蒸溜所の魅力や造り手の想いを存分に感じられます。
上映中は、プロジェクションマッピングを活用したユニークな演出も! 一杯のウイスキーが私たちに届くまでの過程が、ユーモアにあふれた演出とともに分かりやすく紹介されています。