もしも無実の罪に問われたら?怒りは最悪の対応、さらに疑われ有罪の印象を与えてしまう

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もしも無実の罪に問われたら?怒りは最悪の対応、さらに疑われ有罪の印象を与えてしまう

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 隣人から、あなたは泥棒だと非難されたとしよう。もちろん、あなたは泥棒などしていない。でも、隣人は信じようとせず、あなたを非難し続ける。そうこうするうちに、他の隣人もやってきて、この対立の展開を見守り始める。

 まったくの無実の罪で非難されたら、あなたはどう反応するだろうか? おそらく腹をたてるだろう。

 だが、たとえその怒りがもっともなものであっても、あまりに怒りを露わにするのは良くない。それにより、まわりの人はさらに疑惑の目を向け、あなたに罪があるという思い込んでしまう結果になるのだという。

・無実の罪でも怒るとまわりからは有罪に見えてしまう
 これは『Psychological Science』誌に掲載された、2021年の論文「Anger Damns the Innocent」の要点だ。

 この発見は、まるで逆説的といえる。冤罪を責められた人が怒るのは、その人が無実である表われでもあるが、怒ると却ってその人が有罪であるようにまわりからは見えてしまうのだ。

 なぜ、こんなことが起こるのか?

 この研究は、私たちが社会的な状況を理解する上で、他人の感情を参考にしていることを指摘する。これはとくに、誰かを信頼すべきかどうかを判断するときに当てはまる。
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