もしも無実の罪に問われたら?怒りは最悪の対応、さらに疑われ有罪の印象を与えてしまう (2/6ページ)

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・怒りが信頼性を失う
 例えば過去の研究でも、その人が有罪であるか否かを判断するために、信頼性を利用していることがわかっている。

 さらに、怒りが信頼性を損なう可能性があることも示されている。このふたつの発見を念頭に置いて、研究者たちは次のような提案をした。
知覚者が容疑者の怒りを察知すると、彼らは容疑者は信用できない人物とみなし、有罪判決を下す傾向がある。

知覚者は、容疑者が怒りを露わにするのは、道徳的な憤りを装うことで、無実であるように見せかけようとしていると解釈することさえある。

これは、知覚者が(非)真正性の知覚を通して、怒っている容疑者を有罪だとみなす説明となる
・もしも濡れ衣を着せられたら?まずは落ち着くこと、でも沈黙はNG
 ではどうしたらいいのか?

 研究者たちは、濡れ衣をきせられた人が怒っているときに、一般人や専門家がどのように有罪を判断するかを、6つの実験を通して調査した。

 ひとつの実験では、実験参加者に、法廷もののドラマ『ジャッジ・フェイス』で、軽微な犯罪で告発された人々が弁明する場面を視聴してもらった。

 その結果、参加者は被告が怒っていると、有罪だと判断する傾向が強いことがわかった。

 別の実験では、アンドリュー・スミスという架空の人物が武装強盗の罪で告発されたという話を、参加者に読んでもらった。

 ここでは、仮想の証言の最中、告発に対してスミスが見せる、怒り、冷静、沈黙、苛立ちといったそれぞれ違う4種の反応が提示される。
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