もしも無実の罪に問われたら?怒りは最悪の対応、さらに疑われ有罪の印象を与えてしまう (4/6ページ)

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・濡れ衣をきせられた者はより怒りを露わにする
 ここまでわかったことは、冤罪に対して怒りを露わにすると、他人は一般的にその人が有罪だとみなす傾向があるということだ。

 だが、その怒りは本当に有罪の表われなのだろうか?

 この疑問を検証するために、べつの参加者に、ふたつのタスクのうちひとつをこなしてもらうよう頼んだ。

 どちらのタスクも、文章の編集を伴うものだが、ひとつは簡単で、もうひとつは難しい。この行為に対して、参加者には報酬が支払われるとされた。

 ところが、タスクが終了すると、やり方が間違っていたと非難され、報酬は支払われないとされた。

 簡単なほうをこなした参加者たちにとっては、ほとんどが正しくタスクを行っていたため、不当な非難だった。

 一方、難しいほうのタスクを行った参加者たちは、概してミスを犯していたため、非難はもっともなことだった。

 それから、両方の参加者に、この非難に対してどれくらい怒りを感じたかを訊ねた。

 その結果、不当に非難された人たちは、非難を納得した人たちよりも、激しい怒りを感じたことが報告された。

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・人間はいいかげんな嘘発見器のようなもの
 この実験結果から、概してほとんどの人間が優れた嘘発見器にはならないことが浮き彫りになった。

 濡れ衣を着せられたことによる怒りは、ある意味無罪の証拠であるのに、第三者には有罪のように映るのだ。
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