「街の電器屋に修理を頼んだら、私の部屋をぐるりと見まわし『寒そうだねえ』。次の日、なぜか再びやってきて...」(沖縄県・40代女性)

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「街の電器屋に修理を頼んだら、私の部屋をぐるりと見まわし『寒そうだねえ』。次の日、なぜか再びやってきて...」(沖縄県・40代女性)

シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Wさん(沖縄県・40代女性)

Wさんはかつて、貧乏学生だった。

ある日、電気のコードがダメになり、街の電器屋に修理を依頼すると......。

<Wさんの体験談>

95年からしばらく、相模原市で貧乏学生をしていました。

ある時、飼っていたうさぎに電気コードをやられて、街の電器屋さんに修理に来てもらうことになりました。

翌日、電器屋が再びやってきて...

来てくれた電器屋さんは「一人でここまでなおしたのえらいねー」と褒めてくれたあと、「寒そうだねぇ」と私の部屋をぐるりと見回して帰っていかれました。

そして次の日、誰かが玄関をノックする音が。ドアを開けると、電器屋さんが立っていました。

「これ店で余っているのあげるから使って。将来有望な学生さんなんだから風邪ひいてはだめだよ」

電器屋さんはそういって、担いでいたこたつを置いていってくれたのでした。

こたつは卒業までありがたく使わせていただき、その後は後輩に譲ることに。

あの時はきちんとお礼もできず、その後電器屋さんにお世話になることもありませんでした。もう店名も分かりませんが、一生忘れない恩です。

あんな大人になれたら、と思いつつ30年近く経ちました。本当にありがとうございました。

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