大河ドラマ『べらぼう』親なし・金なし・風流なし…けれど野心家!江戸のメディア王・蔦屋重三郎を完全予習【前編】

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大河ドラマ『べらぼう』親なし・金なし・風流なし…けれど野心家!江戸のメディア王・蔦屋重三郎を完全予習【前編】

毎年、年末が近づくに連れて注目が高まるNHK大河ドラマの主人公。2025年は、ご存じのように「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)〜」で、江戸時代の出版王・メディア王として知られる、蔦屋重三郎(通称/蔦重(つたじゅう)が主人公です。

親なし・金なし・風流なし……のないないづくしといわれた蔦重でしたが、今でいうメディア戦略の才能に長けたヒットメーカーとして知られていました。

先見の明を持つ野心家ながら、きっぷがいい男とも評価された蔦重の人物像とともに、彼が携わった「大ヒット作品」たちをご紹介します。

蔦屋 重三郎 山東京伝『箱入娘面屋人魚』より wiki

遊廓が並ぶ「女の園」で生まれ育った重三郎

蔦屋重三郎は寛延3年(1750)、吉原遊廓(新吉原)で生まれました。
7歳にして両親が離婚、吉原で引手茶屋「蔦屋」を営む喜多川家の養子になりました。

引手茶屋とは、吉原遊廓で客を遊女屋に案内したり酒宴をさせたりする斡旋業のような場所だったそうです。

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