「恋川春町は当家唯一の自慢。私の密かな誇りであった。お前の筆が生きるのなら、私はいくらでも頭を下げようぞ」と、小島松平家の藩主・松平信義(林家正蔵)の言葉に、ぐっと涙を飲み込み礼を述べる恋川春町(倉橋格/岡山天音)。
けれども、怒り心頭の定信は春町が「病で寝込んでいる」という言葉を仮病だと疑い(仮病でしたが)、邸に訪ねて来ようとします。
もはやこれまでと死を選んだ、そんな恋川春町の切腹は、大きな反響を呼びました。
切腹の方法や、辞世の句に万感の思いが込められていたからです。
春町のメッセージを紐解いて、泣き笑いするチーム蔦重の涙、信義が定信に怒りを込めて春町の死を伝えたときの怒りと悲しみがこもった涙、初めてであろう定信の慟哭を考察しました。