フランスの美術館「ルーブル美術館」は11月27日、欧州連合(EU)加盟国および欧州経済地域(EEA)を除く海外からの訪問客の入館料をおよそ45%引き上げることを発表した。来年1月14日より実施する方針だ。
改定後の入館料は10ユーロ高い32ユーロ=日本円にして約5800円となる予定であり、報道によると今回の値上げにより大幅な改修・拡張計画を推進するという。日本の美術館と比較すると、入館料5800円は高く感じるかもしれない。だが、ネットでは今回の値上げは好意的に受け入れられているという。
ルーブル美術館は世界最大級、かつ最も入場者数の多い美術館として知られている。展示されている美術品はレオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」、エジプトのミイラなど3万点を超えており、世界で最も権威のある美術館として知られている。
それだけに「5800円は妥当では」「今までが安すぎたと思う」「改修や防犯対策も行わないといけないのでこの値段は納得」といった声が相次いでいるという。また、EU・EEA加盟国以外の海外訪問客の入館料が高くなることについても「観光料金として納得している」「それは仕方がないと思う」と値上げに対する反発の声は少ないようだ。
現に兵庫県の世界遺産・姫路城は2024年に「外国人観光客と姫路市民以外は入城料を2千~3千円に値上げする」案を打ち立てた。値上げした分はルーブル美術館と同じく改修・拡張計画に充てるとし、26年3月1日からは18歳以上の姫路市民以外の入城料を2500円に値上げると発表。だが、外国人観光客を対象とした値上げ案は撤回されている。
要因としては「外国人観光客である証明が難しい」という理由があるようだが、今回ルーブル美術館が世界基準となることで、日本の観光地の値段設定にも影響が出そうだ。
ルーブル美術館の入館料、外国人5800円に値上げ 姫路城は「外国人観光客である証明が難しい」と見送り
2025.12.01 20:00
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