本調査(レゾンデートル株式会社、n=466、2025年12月実施)は、月1回以上の頻度でパートナーと性行為をしている、いわゆるセックスレス“じゃない”既婚者のうち、子どもがいる層を対象に、出産後の性生活の変化と再開プロセスを把握するために行われました。調査の結果、30代以降では出産後に「減った」と回答した人が半数前後を占める一方、20代では増加と減少が拮抗し、約4割が「増えた」と回答しました。再開方法では「自然な流れで再開」が各年代で最多となりつつも、若年層ほど会話や役割調整など意識的な対応が多く見られました。出産後の性生活は一律に減少するものではなく、年齢や生活環境に応じて夫婦が調整や工夫を重ねながら継続している実態が示されました。
1. はじめに
既婚者コミュニティを運営するレゾンデートル株式会社(東京都渋谷区)が実施した「セックスレス“じゃない”夫婦の実態調査」の報告です。
本調査は、インターネット上で一般の既婚男女を対象に実施したもので、対象者のなかから月1回以上の頻度でパートナーと性行為をし、かつ、子どもがいると回答した既婚男女466人を抽出して分析を行いました。
これまでの調査では、セックスレス“じゃない”夫婦の多くが、性行為の有無とは切り分けた形で日常的なスキンシップを取っていること、また、現在の性生活をおおむね肯定的に受け止めていることが明らかになりました。
一方で、満足している理由やセックスに対する価値の置き方には男女差があり、男性では自分自身の満足感や気分転換と結びつけてとらえる傾向が見られるのに対し、女性では関係性の維持や情緒的なつながりを重視する傾向が確認されています。
これらの結果から、セックスレス“じゃない”という状態は、単に性行為の頻度が保たれていることを意味するのではなく、夫婦それぞれが価値観や気持ちの違いを調整しながら関係を続けている状態である可能性がうかがえました。
子どもがいる夫婦は、出産後の性生活とどう向き合っているのか|セックスレス“じゃない”夫婦の実態調査 第3報(最終報告)
2026.03.03 13:00
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