「これが後の世に豊臣家を創った者と、終わらせた者の出会いでございました」
安藤サクラさんの、あまりにもストレートな剛速球のナレーションに痺れました。NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」第12話『小谷城の再会』。
藤吉郎(池松壮亮)が、お市(宮﨑あおい)の子、茶々を抱っこして「かわいいの〜」と笑顔を見せたときのこと。
普通なら微笑ましい場面ですが、この先の未来を思うと、かなり複雑な思いです。手心のない端的なナレーションがよかったですね。
今回は合戦もなく、叙情的な展開。
明智光秀(要潤)の足利義昭(尾上右近)への思い。藤吉郎の信長(小栗旬)への思い。
信長の人間らしい側面が光った、妹・お市への思いと義理の弟・浅井長政(中島歩)への思い。
そして、これから待ち受ける運命も知らず、ただひたすら無邪気な、秀吉の姉・とも(宮澤エマ)と弥助(上川周作)の子・万丸、長政の嫡男・万福丸、赤子の茶々などの幼子。