前回に続き、テーマは「騒音」だ。
これまでの例からもわかる通り、トラブルの当事者に直接交渉するのはかなり勇気がいる。相手によっては、事態をこじらすこともあるので、「管理会社や自治体を通じて注意すべき」という人も多い。そんな中、大阪府のU子さん(30代・専業主婦)はうまく相手と交渉し、騒音をなくすことに成功した。
マンションに住んでおります。
困ったのは、上の階の方です。どうやら職業上、日夜逆転の生活を送っておられるらしく、夜中にさまざまな音を立てるものですから、私は睡眠を阻害されておりました......。
別に相手も大騒ぎをされているわけではないのですが、物を落とす音やテレビの音など、トビラの開け閉めの時に発する音など、一時になるとちょっとした音まで気になってしまい、熟睡できなくなってしまいました。
画像はイメージです(Alyssa L. Millerさん撮影、Flickrより)
そんな生活を送っているうち、神経が過敏になってしまい、ちょっとしたことでもイライラ。昼間、上の階の方が留守の時も含め、一日中ピリピリした気分が続いて、つい家族や友人に八つ当たり......このままではいけない......でもどうしたら......。そう考えると、精神的に、さらに落ち込んでいくばかりでした。
こちらが下手に出ることが一番上の階の方に苦情を言うしかないのだろうか、とは早くから思っていましたが、あまりお付き合いもない方ですし、言った結果、余計に状況が悪くなったら、と思うと、なかなか一歩を踏み出せませんでした。
ところがある日、たまたまその方とばったり顔を合わせました。言うしかない。決意しました。ですが、どう伝えたものか......。私は考え考え、こう切り出しました。