1970年に公開された映画『ワーテルロー』は、イタリアとソ連の合作で、「ワーテルローの戦い」を描いた、豪華キャスト、信じられない数のエキストラを使った作品。しかし、映画史に残るほど労力を注いで製作した作品にも関わらず、この映画の存在はほとんど忘れ去られてしまっているようです。
そこで今回は米Kotakuのルーク・プランケット記者が語る、『ワーテルロー』というスケールのドデカい戦争映画の魅力をお届けします。
『ワーテルロー』は単なる数ある戦争映画の中の1本と思われがちですが、舞台裏を知ると、戦闘シーンのスケールのデカさに圧倒され、「映画」以上のものがあると感じます。
ストーリーはワーテルローの戦いだけでなく、ナポレオンの百日天下をベースにしています。上映時間は2時間程度(ソ連のオリジナル全長版は240分)ですが、その中にダンスや会話、多くの戦闘シーンが盛り込まれています。
ほぼ全てのシーンが、現実とは思えない贅沢さ。巨大な城に数百人(時には千人、一万人と言われている)のエキストラ、馬鹿げた数の人工照明、マイケル・ベイ監督も真っ青の爆発数です。当然、ここまでやれば制作費だって信じられない額になります。
全て本物の兵隊
今の時代で『ワーテルロー』に匹敵する作品を作ろうとしたら、製作費は法外な額になるでしょう。