※ソーラーパネルの設置に向けて整地されたソフトバンク苫東安平ソーラーパーク敷地(提供:SBエナジー)
次世代の主要エネルギー源として注目を集めている太陽光発電。近年は1MW以上の出力規模を誇る“メガソーラー発電所”の建設・運営を手がける企業も増えている。
太陽光で発電するというシステムは、環境に優しく、一度設置してしまえばあとはメンテナンスを行うだけで長期間発電ができるというメリットがある。一方で、日中しか発電ができない、発電量が天候に左右される、出力規模を大きくするためには広大な敷地が必要といったデメリットがあるが、次世代エネルギーのなかでも歴史があり、比較的導入しやすいという面から、現在もっとも普及している次世代エネルギーだ。
■ 設置パネル数は40万枚オーバー
そのなかでも、日本最大級の規模を誇るのが、SBエナジーが三井物産との合弁事業として建設中の『ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク』。場所は北海道安平町遠浅地区。敷地面積は約166ha(約166万平方メートル)。札幌ドーム約30個分、東京ディズニーランド約3個分という、数字だけではまったくもってピンとこないくらいの広大な敷地に、44万4,024枚のソーラーパネルを設置する。出力規模は約111MWで、年間予想発電量は約1億801万4,000kWh。一般家庭の約3万世帯分の年間電力消費量に匹敵する発電量を持つ。
SBエナジーは、合弁事業を含めこれまでに19ヶ所の太陽光発電所を建設。ソフトバンク苫東安平ソーラーパークを含め建設予定のものも含めると、26ヶ所となる。出力規模は2MWから20MWクラスのものが主流だが、111MWともなると、SBエナジーはもちろん、日本のメガソーラーとしても群を抜いた規模だ。
この巨大メガソーラーの建設は、2013年10月から着工。しかし、安平町との交渉はSBエナジーが設立された2011年10月から始まっていた。