今回紹介するご近所トラブルは「ペット」......というより、ちょっと面倒くさい「飼い主」にまつわる問題だ。
長野県に住むXさん(30代男性・会社員)は、近所のおばあちゃんが飼っている犬をかわいがっていた。ところがある時から、飼い主であるおばあちゃんの言動に厚かましさを感じるように......。
以前住んでいたアパートでの話になります。
そのアパートの前の道を、毎日犬の散歩で通られるおばあちゃんがいました。そう遠くない一軒家に住んでいる人で、70代くらいだったでしょうか。
飼っているのは茶色い柴犬で、名前はタロウ。割合に人懐っこい犬で、私も実家では犬を飼っていたこともありましたから、道で会うとおばあちゃんと軽く世間話をしたり、タロウをなでさせてもらったりしていました。
画像はイメージです(blumenbieneさん撮影、Flickrより)
ここまでの関係にしておけば、お互い幸せだったんでしょうけどね......。
うっかりパンをあげちゃってある日のことでした。コンビニで買ったパンを食べながら帰ってきたところで、ちょうどおばあちゃんとタロウと出くわしたのです。そのときふと、実家の犬がパンが好きだったことを思い出しました。懐かしくなった私は、おばあちゃんに許可をもらって、そのパンの切れ端をタロウにあげました。タロウは喜んでそれを平らげ、おばあちゃんも「よかったねえ」と上機嫌です。
ところが――。
翌日。涼しい日だったので窓を開け放して寝転んでいたところ(ちなみにうちは道路に面した1階でした)、外からおばあちゃんの声がします。
「ダメよぉタロウ。何ももらえないの。お兄ちゃん、今日は何もくれないから」毎日のように催促攻勢まるで私が悪いみたいな言いぐさです。えっ、とは思いましたが、しょうがないので冷蔵庫を開けて、残っていたちくわを数センチちぎって外に出、タロウにあげました。おばあちゃんは「ありがとう」、とにっこり。
ところがさらに翌日。