経験者に聞く! 圧迫面接ってどうやって切り抜けた?

「圧迫面接」は志望者に対してわざと威圧的な態度を取ったり、意地悪な質問をしたりして、ストレス耐性や対応力を見る面接方法です。もともとはアメリカでよく行われていたものでしたが、日本でも実施されるようになったそうです。今回は、実際に圧迫面接を受けた経験のある人に、どのように切り抜けたのか聞いてみました。
■とにかく否定される圧迫面接
「圧迫面接を受けた経験がある」という社会人251人に、まずは「どんな面接だったのか」を聞き、多い順にランキングにまとめてみました。
●「実際に受けた圧迫面接の内容」Top5
1位 「ひたすら否定される」……137人(54.5%)
2位 「怒鳴られる」……48人(19.1%)
3位 「何を言っても反応が薄い」……28人(11.2%)
4位 「ひたすら質問攻め」……22人(8.8%)
5位 「適当な態度」……19人(7.6%)
上位5つはこのようになりました。回答が一番多かったのは「ひたすら否定される」というもの。なんと半数以上が回答しています。次に多かったのが「怒鳴られる」という回答。面接とはいえ、怒鳴られ続けるのはつらいものです。3位の「何を言っても反応が薄い」もきついですよね。4位は「ひたすら質問攻め」。5位は「適当な態度」というものが挙げられました。
さて、こうした圧迫面接を受けた経験のある人のうち、どれくらいが「うまく切り抜けた」のでしょうか。251人に質問してみました。
Q.その圧迫面接をうまく切り抜けることができましたか?
・はい……119人(47.4%)・いいえ……132人(52.6%)
圧迫面接をうまく切り抜けられた人は119人。全体の約47%と、半分以下でした。やはり圧迫面接は一筋縄ではいかないようです。
■主張は曲げず、冷静に対応することが攻略のカギ!
では「うまく切り抜けた!」という人はどんな方法で切り抜けたのでしょうか? 上の質問に「はい」と回答した119人に聞き、ランキングにまとめてみました。
●「圧迫面接を切り抜けた方法」Top5
1位 「負けずに自分の意見を主張する」……32人(26.9%)
2位 「冷静に相手の意見を肯定する」……21人(17.7%)
3位 「笑顔で返答し続ける」……20人(16.8%)
4位 「負けずに反論した」……14人(11.8%)
5位 「泣かない」……11人(9.2%)
回答が一番多かったのが「負けずに自分の意見を主張する」というもの。これは特に「ひたすら否定される」という圧迫面接を受けた人から多く寄せられました。また、同じく圧迫面接を切り抜けた人からは「冷静に相手の意見を肯定する」という意見も散見されました。相手の言うことを冷静に受け止めつつも自分の考えは曲げない、ということが大事なのかもしれません。
次に多かったのが「笑顔で返答し続ける」というもの。これは「怒鳴られる」という圧迫面接を受けた女性の方から多く寄せられました。心の強さが注目されたのかもしれません。また、相手の言うことに「負けずに反論した」というのも、切り抜ける方法のようです。ただこのときも冷静に反論することが大事でしょうね。他にも、女性からは「泣かない」という意見もありました。これも先ほどの心の強さということでしょう。
ちなみに、「切り抜けられなかった」と回答した人は、主に「否定型」と「質問攻め型」の圧迫面接を受けた人たちでした。この二つが難易度が高いのかもしれません。
これから就職活動をスタートさせる皆さんは、こうした圧迫面接があること、そして先輩たちがどのように切り抜けたのか知っておくと、役に立つかもしれませんね。
調査期間:2015年8月
アンケート:就活スタイル調べ
集計対象件数:社会人男女251人(インターネットログイン式アンケート)
文●中田ボンベ@dcp