ローンが組めないことも!? 「リノベーション住宅」の賢い買い方 (2/3ページ)
■リフォーム費用で使えるローン
ローンを組む上で重視したいのは“金利”です。
リフォーム費用の使用目的で組めるローンは、“リフォームローン”“フリーローン”“カードローン”があり、担保の有無、借入金額によって金利が変わる商品もあります。
銀行系、信販系の2種類があり、信販系の方が金利は高くなる傾向にあります。
(リフォーム会社や工務店は信販系のローンを扱っていることが多いです。)
返済期間に関しては、住宅ローンが最長35年間まで組めるのに対して、これらのローンは返済期間が10年以内など、短期間での返済が必要になってきますので、より資金計画を綿密に立てなければいけません。
銀行では、住宅ローンとリフォームローンがセットになっている商品もありますので借入額や金利を見ながら検討してみてください。
また、ローンを組む際は手数料や保証料が必要になることもあります。有担保ローンの場合は、抵当権設定費用などもかかってきます。
そして、住宅ローンとリフォーム費用ローンとダブルで手数料や保証料がかかることもあることをお忘れなく。
■実は、カードローンの方が金利が低いケースも!?
カードローンは馴染みが少ないと思いますが、借入金額が多ければ多いほど、借入金利は低くなります。
借入時の手数料、保証料はかかりません。(返済時に手数料がかかる会社もあります)
ほとんどの場合、担保も必要ありません。
1,000万円程度の大型リフォーム資金を借入する場合で、住宅ローンが組めなかった場合はカードローンを利用する、という方法もあるんです。
■住宅ローン控除の活用
新築・中古住宅の建築や取得、リフォーム資金のためのローンを組んだ場合、所得税や住民税が控除される“住宅ローン控除”という制度があります。