ローンが組めないことも!? 「リノベーション住宅」の賢い買い方 (1/3ページ)

Woman Money

ローンが組めないことも!? 「リノベーション住宅」の賢い買い方

今、中古住宅を購入し、自分の好みにカスタマイズできる“リノベーション”が注目されています。

人口が減少し、空き家率が高まる日本において、新築で住宅取得するよりも既にある不動産を活用し、住宅取得コストを抑えたい、というニーズが高まってきているのだと思います。

そこで、ファイナンシャルプランナーである著者が“リノベーション”で住宅取得する方が注意すべき点やお得なローンの組み方についてお伝えしていきます。

■資金計画を事前にしっかり立てましょう!

まずは、下記を考えた上で、居住エリアの確定をしていきましょう。

・そもそも、住宅取得の総予算はいくらか?

・自己資金はいくら出せるか?

・いつまで住む家か?

・月々の返済、返済期間をどうするか?

気に入った物件があれば、“中古住宅の購入費用とリフォーム費用”を見積もりしてもらいましょう。

■いざ、中古住宅購入の時にローンが通らない!?

住宅ローンは、基本的に“融資物件(土地・建物)を担保”にローンの貸し出しが行われます。つまり、“お金を貸し出す価値がその融資対象物件にあるかどうか”を審査で見ていきます。

中古住宅の場合は、築年数が経っていれば、その不動産の価値はほぼ土地の値段と言ってもよいでしょう。ただし、売る側としては少しでも高値で売りたい訳ですから、中古住宅の価格はその価値よりも高くなる傾向にあります。

そのため、例えば売出し価格1,500万円の中古住宅を購入しようと、借入希望額を1,500万円で審査してもらっても住宅ローンが通らないことがあるのです。その上、リフォーム資金を含めて住宅ローンを利用しようと思うと、さらに審査を通過するハードルは高くなるのです。

購入を決めたら、専門家にホームインスペクション(住宅診断)を依頼して、住宅の状態を知るだけでなく、“適正価格”のアドバイスをもらい、売主と価格交渉することも大切です。

もし、住宅購入費用は住宅ローンが組めたけど、リフォーム費用までは住宅ローンが組めなかった……という方は、その他のローンを組む必要があります。

「ローンが組めないことも!? 「リノベーション住宅」の賢い買い方」のページです。デイリーニュースオンラインは、女子などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る