「鳥類は進化した恐竜」「羽毛を持った恐竜がいた」衝撃の結果! 最新の研究でわかった恐竜の新事実

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スティーブン・スピルバーグ製作総指揮の『ジュラシック・ワールド』が世界的に大ヒットしています。大人でも子供でも恐竜好きな人が世界中にたくさんいらっしゃるということでしょうね。今回は「最新の研究で恐竜についてわかっていること」をご紹介します。

■日本の恐竜研究は世界最先端!

恐竜研究といえば、アメリカが最も進んでいると思われるかもしれませんが、実はそうではありません。日本でも多くの研究者がいて最先端の研究を行っています。中でも北海道大学 総合博物館の小林快次(よしつぐ)准教授の活躍は特に知られています。

小林先生は世界中を飛び回って恐竜化石の発掘に携わり、その豊富なフィールドワーク経験の中から研究を進めていらっしゃいます。また、分かったことを私たちにも分かるように本を書かれるなど、まさに「恐竜博士」と呼ぶべき先生です。

■最新の研究成果はこんなもの!

最近、小林先生の『恐竜は滅んでいない』(角川新書:2015年7月刊行)という本が出版されました。その中には、最新の研究成果が詰まっています。ピックアップしてご紹介しましょう。

●恐竜と鳥類の共通の祖先がいて、現在の鳥類はその子孫である

●鳥類は「最も進化した恐竜」である

●鳥類と恐竜には共通した体の仕組みが見られる

●羽毛を持った恐竜がいた

●羽毛の色も特定されている。その色は「黒」「茶色」「オレンジ色」など

(ただし、その羽毛がどこに生えていたかによる)

●羽毛の色は電子顕微鏡で羽毛の化石、色に関わるメラノソームという器官を見ることで分かる

●飛ぶようになった初期の恐竜では後ろ足にも翼があった

●現在の鳥類と同じように「胃石」を持つ植物食の恐竜がいた

(胃石は「食べたものをすりつぶして消化を助ける」ために飲む石)

●恐竜の頭蓋骨をCTスキャンにかけて脳函(のうかん:脳が入っているケース)を分析する研究が進み、頭蓋骨があれば脳を再現できるようになってきた

●ティラノサウルスの咬合力(かむ力)は3.5トンもある。これは優に人間の30倍である

●痛風にかかったティラノサウルスが発見されている

このように、私たちの古い知識を覆すようなことばかりです。他にも、なぜあれだけ恐竜が巨大化できたのかその仕組み、恐竜の子育てはどのようだったかなど、実に興味深いことばかりが書かれています。

また現在北海道では、日本では珍しいハドロサウルス科の恐竜の「全身骨格」が発掘中なのです。化石を含む岩石は計6トンにも及ぶそうです。頭骨も含む全身骨格が発見されていて、世界的にも大変に注目されているとのことです。

私たちの知らない間に恐竜研究はどんどん進んでいるわけです。より詳しく知りたい人はぜひ小林先生の著作を一読ください。知的興奮を感じること請け合いです。

⇒『恐竜は滅んでいない』(角川新書)

http://qq5qq.info/n39U

(高橋モータース@dcp)

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