米大統領選がプロレス化!? 最有力候補トランプはまるで「バディ・ロジャース2世」 (4/4ページ)
もっとも、政治選挙にマンネリか刺激的か、という要素を求めること自体がおかしな話なのだが、それでも大衆は候補者の宣言する公約よりも“キャラクター面でのインパクト”を求めるようになっている。
そして、もう一つ。アメリカ大統領選挙というのは、党の指名候補者に選ばれさえすれば本選で一定数の票が約束されている。この国の大統領選は直接選挙ではなく、「市民がどの党の選挙人を指名するか」という間接選挙だ。
だから西海岸の州で民主党の選挙人が選ばれるのは確実だし、逆に南部では共和党だ。「ロムニーは嫌いだけど、党は彼を選んだ。だから私はロムニーに投票するしかない。」という共和党支持の市民が、前回の選挙では相次いだ。
つまり、どんな“反社会的な失言王”でも本選では必ず善戦することができるのだ。それが世界最大の国家の大統領選挙である。
【参考・画像】
※ 柳澤 健(2014)『1964年のジャイアント馬場』(双葉社)
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