青森のじゃっぱ汁、奈良の飛鳥汁。読者に聞く、日本縦断ご当地変わり種みそ汁集 (1/2ページ)
近ごろ、外国人に人気が高いと話題のみそ汁、miso soup。日本の郷土の味を知ってもらうべく、また、いつもの食卓に新しい味を求めるため、ご当地のみそ汁について、読者の皆さんにアンケートで聞きました。
■枝豆をすりつぶすずんだみそ汁
日本列島の北から順にご紹介。北海道と東北地方では、温かそうな風味が漂います。
「北海道の『三平(さんぺい)汁』。酒粕と鮭が入っている」(23歳/女性)
「青森県の『じゃっぱ汁』。タラのあらと大根とみそで作るだけだが、最高に味が良い冬の名物」(44歳/男性)
「岩手県の『サンマ汁』。サンマのすり身団子を具にする」(41歳/女性)
「宮城県の『ずんだみそ汁』。香ばしくておいしい」(37歳/男性)
「山形県の『孟宗(もうそう)汁』。たけのこやこんにゃくなどがごろごろ入って、酒粕で仕立ててぬくもりが感じられるおいしさ」(28歳/女性)
「じゃっぱ」とは、青森の言葉で雑把のことで、魚の粗(あら)を指します。「ずんだ」とは枝豆をすりつぶしてペースト状にした団子状の具で、これにみそ汁をかけるのだとか。
関東周辺からは、真似できそうな食材のメニューが届きました。
「千葉県の『落花生入りみそ汁』。風味豊か」(36歳/男性)
「神奈川県『けんちん汁』。アレンジでそばを入れる」(34歳/女性)
「けんちん汁」とは、「神奈川県鎌倉市にある建長寺(けんちょうじ)の僧が作る『建長寺の汁』がなまった」という説がある精進料理の一つです。
中部地方では、ご当地魚や郷土料理をアレンジしたみそ汁が挙がります。
「新潟県の『のっぺい汁』。具だくさんなので野菜がいっぱい食べられる」(43歳/男性)
「富山県の『げんげのみそ汁』。げんげという深海魚をぶつ切りにしてみそ汁にしたもの。独特な食感が特徴」(24歳/女性)
「長野県の『丸なすのみそ汁』。丸なすのおいしさが味わえる」(31歳/女性)
「山梨県には『ひっつみ汁』と言って、すいとんやワンタンのような具が入った汁がある」(51歳/男性)
「のっぺい汁」は、あまった野菜を煮た汁のこと。