急成長を遂げた『刀剣乱舞』を巡って起きた複数の騒動に寄せて (2/6ページ)

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その内容は『刀剣乱舞』のゲーム内で使用されていたデザイン素材の一部において、インターネット上で収集した画像を適切な権利処理を行わずに利用していたことを説明し謝罪するものだった。

平たく言えば「画像盗用」に他ならず、問題となった画像の一部は、ゲーム内でのグラフィックに留まらず、商品化されていたグッズにも関わるものだった。

同日のメンテナンスで問題が指摘された素材画像の差し替え、一部商品の発売中止・回収が行われたが、問題があった画像の膨大さにファンは驚きを隠せなかった。

6月上旬頃、ファンの間ではすでに『刀剣乱舞』の盗用疑惑が浮上していた。盗用疑惑問題まとめwikiが作成され、多くのファンがDMM.comに問い合わせ、6月19日時点で問題の検証を行うことを公式発表。そして7月の謝罪に至っている。

今回の問題が発生した原因として、ニトロプラスは、作成に携わった社内の新人デザイナーの権利処理への認識の甘さやそれに対する教育の不足、確認作業のチェック漏れを挙げている。

版権フリーではない画像を無断でトレースしあたかもオリジナルのように主張するいわゆる「トレパク問題」は、特にネット上でしばしば問題になることが多く、個人・企業問わず一度露見すれば炎上を引き起こす。

『刀剣乱舞』においては、謝罪文の掲載と画像差し替え、商品の回収によって一旦沈静化したが、ファンの間でもいまだに議論が起こることがある。

脚本担当者の「大東亜共栄圏」発言
『刀剣乱舞』において、プレイヤーは名刀を擬人化したイケメンの「刀剣男士」を束ねる「審神者(さにわ)」となり、歴史を改変しようと目論む「歴史修正主義者」と戦うという世界観が描かれている。

そこで、5月30日に開かれたコンテンツ文化史学会の例会「歴史的遺物とコンテンツ」において、世界観監修及び脚本を担当した芝村裕吏氏が、『刀剣乱舞』のファンコミュニティを指して口にした「大東亜共栄圏」という表現が問題視された。

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