急成長を遂げた『刀剣乱舞』を巡って起きた複数の騒動に寄せて (3/6ページ)

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「大東亜共栄圏」とは、第二次世界大戦時に軍国主義であった日本が提唱した指導理論で、欧米諸国の支配から東アジア・東南アジアを解放し、日本を盟主として共存共栄の新秩序を樹立するというもの。

『刀剣乱舞』には海外、特にアジア圏のユーザーも多く存在し、キャラクターデザイン担当には海外のクリエイターも参加しているため、この発言には国内外のファンが反発した。特に、前述の盗用問題と重なって、7月に再度議論が勃発。そこで、7月30日、芝村氏は自身のTwitterで発言の真意について説明した。

それによると、日本において経済ブロックを本気で構築しようとしたのは「大東亜共栄圏」をおいて他になく、日本は敗戦国であり、また当時軍国主義だった(とされている)日本の理論であるため、まともに研究の対象とされてこなかった。戦争への責任は認めなければいけないが、経済ブロックとしての共栄圏構想については未来に生かすべく、不安定な世界情勢においてはそれを見直す価値があるのでは、という旨だった。

それを踏まえて、『刀剣乱舞』は歴史修正主義者と戦うゲームであり、それと同様、悲劇であろうと悪であろうと日本の歴史から目を背けてはいけない、と芝村氏は述べている。

その上で、刀剣乱舞は歴史を、無かった事にしたり都合の悪い事を消したり、変えたりする勢力のことごとくを敵として戦うゲームであります。どんなに悪かろうと、悲劇であろうと、それは今の我々に、つながる過去なのです。 これもご理解いただければと思います。 (21)終わり


— 芝村裕吏 (@siva_yuri) 2015, 7月 30


最終的に、同日ニトロプラスの公式ホームページにて、『刀剣乱舞』は特定の思想を反映しているものではないという見解と、芝村氏の発言が巻き起こした騒動への謝罪が掲載された。
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