存在感増すシャープ、インドネシアの白物家電市場について学ぶ (1/4ページ)

FUTURUS

存在感増すシャープ、インドネシアの白物家電市場について学ぶ

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インドネシアの白物家電市場が、とにかく面白い。

筆者は家電ウォッチャーでもある。行った先々の国の家電量販店に赴くのが趣味で、その国の売れ筋の製品は何なのかを必ずチェックする。これがちょっとした文化人類学の勉強みたいで、なかなか楽しい。

地球は、地域によってその気候が大きく違う。たとえば同じ摂氏35度でも、東南アジアとアフリカ大陸中部では湿度が異なる。東南アジアの暑さは半袖のシャツでいないと汗まみれになってしまうが、アフリカの暑さはむしろ長袖の服を着ていた方がいい。日除けと防塵対策である。

では南米では? オセアニアでは? 中国では? このように、地球は変化に富んだ惑星である。家電量販店に並んでいる製品がそれぞれ違うのは当然とも言えるが、その分観察のしがいがある。

日系家電メーカーも、各国の特徴を把握することに必死だ。特に、世界的にも市民の消費が多いと言われているインドネシアでは、日夜激しい家電販売競争が繰り広げられている。

■ 巨大な冷蔵庫

ジャカルタの家電量販店を見回すと、まず目立つのが冷蔵庫売り場だ。巨大な製品がいくつも並び立ち、相当な威圧感を醸し出している。

インドネシアは世帯毎の人数の多い国だ。一人暮らしで使うような小さな冷蔵庫は殆ど見かけない。どれも、最低5〜6人家族を想定した大型製品ばかりである。筆者は4人家庭で育ったが、冷蔵庫はここまで大きくはなかった。

また、インドネシアで販売されている冷蔵庫は、下の写真を見てもらえればわかるように、冷凍室を広めに取っているのが特徴だ。熱帯地方の人々にとって氷は欠かせないものであるし、冷凍食品を調理してそれをメニューとして出す飲食店が数多くあるという事情もある。

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