消滅する熱帯雨林 「焼畑農法」に悩まされるインドネシア (4/4ページ)
現地新聞『リパブリカ』の10月8日付発行紙は、全国の市民を驚愕させた。トップ面が霞がかって、文字を読むことができない。何やら文字が書いてあるのは分かるが、全体的にはほぼ真っ白の紙面である。唯一、煙の中を通学する子どもの写真だけがはっきり掲載されている。
この衝撃のトップ面を考えた記者、そして許可を出したデスクの英断にはただただ感服するのみだ。この記事はインドネシアの報道史に永遠に刻まれるだろう。
だが本当の問題は、インドネシア国民のこれからの行動である。焼畑農法を止めるのは、中央政府ではない。国民一人ひとりの意識が、この国の農業を変えるのである。
市民が自ら考えない国に、明るい未来はないのだ。
【参考・画像】
※ バトン「シンガポールは煙い」 ヘイズの健康被害を心配 – AUTO SPORT Web
※ インドネシア森林火災 オランウータンも大きな被害 – インドネシアニュース
※ Ini Cerita Redaksi “Republika” di Balik “Koran Asap” – Kompas
※ Patryk Kosmider / Shutterstock
※ haveseen / PIXTA
※ denkei / PIXTA