鹿児島県長島町発、30歳副町長の挑戦「地域で輝く人材募集」 (1/3ページ)
写真提供:株式会社ビズリーチ
鹿児島県最北端の長島町は、長島本島ほか大小20以上の島々が点在し、温暖な気候と、豊かな自然に囲まれた町だ。
町の基幹産業は農業、漁業で、農協と漁協あわせて、年間200億円を超える売り上げを誇る。
中でもブリの養殖は海外27カ国に輸出するなど、売上高も世界一。このほか、粘土質の赤色土(せきしょくど)を活かしたばれいしょや温州みかん、デコポンなど農産物、特産物も豊富だ。
このような豊かな自然と産物に恵まれた地域だが、多くの地方がそうであるように、ここでも少子化と高齢化により人口の減少という問題に直面している。
このまま何も対策をしないと、2040年には人口7,000人となるという予測もあり、消滅可能性都市のひとつにも挙げられている。

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■ 立ち上がったのは30歳の若き副町長
この長島町に、自らを“地域のミツバチ”と称し、地域づくりに奔走する若き副町長がいる。
30歳になったばかりの、井上貴至(たかし)氏だ。地方創生担当として総務庁から出向し、2年間の任期で今年から副町長に就任した。
政府が全国の市町村に、国家公務員らを市町村長の補佐役として派遣する『地方創生人材制度』は、井上氏自らが提案したものだ。今回、自ら作った制度を利用して、長島町にやってきたことになる。
井上氏は、入省後は、毎週末全国の地方を訪ね歩き、さまざまな町づくり、村おこしの現場を訪ね歩いてきた。
そのネットワークと知見の蓄積を、長島町でどう具現化していくか注目が集まっている。

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井上氏の信条は「多様性こそ新しい価値を生む」ということ。