弁護士に聞いた! セクハラの基準や境界線「結婚はまだ?」はアウト? セーフ? (5/5ページ)
セクハラは、あってはならないですが、逆に強調され過ぎるのも良くない、とはいえそうですね。
――確かにそうですね。
篠田弁護士 セクハラの原点は、これを受けた人間が嫌だなと思う、すなわち「意に反する」点にあります。
逆にいえば、たとえ「客観的にセクハラ」の行為があったとしても、本人が全く嫌がらなければセクハラには当たりません。
世の中の(特に男性)社員の方々が最も気を付けなければならないのは、「客観的にセクハラに当たるか」を知るというよりは、普段から、「言動が人に嫌悪感を与えていないか」留意し、「良好な人間関係を築いておくこと」に尽きると思われます。
――普段の言動が大事なわけですね。
篠田弁護士 「このくらいの発言は大丈夫であろう」という独り善がりの考えでいると、思わぬところで「セクハラです」と抗議されてしまうこともあり得ます。
そういう意味では、もちろん、セクハラの基本知識は知っておいていただきたいところです。ただ、普段から「相手の立場で考える」「相手を一人の人間として大事にする」という心掛けができていれば、セクハラトラブルに巻き込まれることはないといえそうです。
――ありがとうございました。
やはり、普段から職場の上司・部下・同僚など、一緒に働く仲間と円滑なコミュニケーションを取って、良い関係を築いておくことが大事なようですね。「セクハラ事案」に巻き込まれないように、またセクハラをしない・されないように、皆さん十分気を付けてください。
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(高橋モータース@dcp)